金魚すくいの金魚を長生きさせる失敗しない飼い方
金魚すくいですくってきた金魚を育てるのって、難しいですよね?
私の子供たちも金魚すくいが大好きで、縁日などで金魚すくいがあれば、必ずとっていいほどやります。
しかし、せっかくすくってきた金魚でも、僅か数日で死んでしまうことが…
こんな話を先日友人にしていたら、その友人が元学芸員のかたから教えてもらった方法を教えてくれました。
子供たちが、がんばってすくってきた「金魚」。
できることなら、長生きさせたいですよね。
ポイント1:すくった直後
子供たちがすくってきた金魚というのは、子供たちでもすくえる訳ですから、すでに弱っている可能性が高いです。
ちょっと冷静になって考えてみてください。
元気な金魚ならそんなに簡単にすくえるはずがありませんから…
そこで、すくってきた金魚の中に比較的元気な金魚がいれば、縁日などにながいをせず、さっさと家に持ち帰るようにしてください。
ポイント2:帰宅後
家に持ち帰って、ずぐ金魚鉢や水槽にいれないでください。
急激な水温の変化は、金魚によくないとのこと。
まず、金魚をいれるための金魚鉢・水槽を用意する前に、いったんバケツや洗面器などに仮移動させてやります。
ポイント3:水槽に入れる前の準備
バケツや洗面器などにいれてやる訳ですが、その場合にも直接入れることは避けてください。
まず、バケツや洗面器などに水をいれる時、水道の蛇口を思いっきり開き、勢いよく水をいれるようにしてください。
ホースなどを利用する場合には、ホースの先を少し押さえ、勢いよく水を入れるようにすれば、同じような効果になるそうです。
こうすることで、水の中に多くの酸素がはいることになると同時に、水道の塩素を少しですが抜くことができるということです。
次に、用意できたバケツや洗面器の中に、食塩をいれ、食塩水を作ります。
食塩の目安は、バケツ1杯(15リットル)くらいのもので、大さじ山盛り3杯程度が適量。
準備ができたら、金魚がはいっているビニール袋をそのままバケツや洗面器の中にいれてください。
しばらくしたら、ビニール袋の口を開き、金魚をゆっくりとバケツや洗面器の中に移動させます。
ポイント4:準備中の心得
金魚をいれた食塩水は、1日2日ほど新しいものに取り替えてください。
こうしてやることで、金魚すくいで金魚の体についた傷から雑菌がはいることを防ぐことができるとのこと。
金魚のはいったバケツや洗面器は、暗くて静かな場所に。
エサについては、この1日2日の間はやる必要はないようです。
ポイント5:水槽の準備
しばらくの間、バケツや洗面器で金魚を健康な状態に戻している間に、金魚を飼うための水槽を用意してください。
水温は18~28度が適温とのことなので、水温には注意してあげてください。
水槽には、濾過器とエアポンプを必ず付けてくださいとのこと。
ポイント6:水槽の設置場所
水槽の設置場所は、日光が直接当たらない風通りの良い場所が最適らしいです。
エサも1日1~2分で食べきれる量で、1日1・2回程度でよいそうです。
残ったエサは、必ず取り除くこと!
以上が、教えてもらった「金魚の失敗しない飼い方」です。